ギターを買ってもなかなか上手くならなくて、練習するのがイヤになってしまい辞めてしまう人もいるようです。一曲でも弾ける曲が出来れば、次の練習も楽しくなって来るので、簡単な曲をまずは弾けるようになりましょう。
「Stand by me」を弾こう!その前に
全くギターに触ったことがなく、ピアノなどの経験もない人にとっては、どんなにやさしい曲であっても弾けるようになるのは難しいものです。その原因としては、正しく演奏出来ているのか間違えているのかが分からないところにあるからです。
基本的な右利き用のギターの場合、左手でコードを押さえて、右手でストロークを行うのですが、両手を同時に別々の動きでシンクロさせるのが至難の技です。
最初は片手ずつ、それぞれのパートを完璧にこなせる様にして、ある程度のところで合体させる様なイメージが必要になります。
ピアノの様な楽器の経験があると、コードは和音ですから、キレイに音が出ているとか出ていないとか耳で分かります。また左手で8ビートでストロークを行なうにしても、全くの初心者では何が正解なのか分からないことも多いでしょう。
「Stand by me」を弾こう!カポの話し
ギターを演奏する上で、カポは重要なアクセサリーです。そして、フレッドという言葉もマスターしてください。簡単に言えば、ギターのペグが付いている方からフレッドをまたぐ度に1フレッド、2フレッドという呼び方をします。
2フレッドの位置にカポを付けることを2カポと呼びますが、「stanf by me」は2カポで演奏します。
曲によって、カポを付けずに演奏するものや5カポや7カポなんて曲もあります。「Stand by me」では2カポにします。なぜそうするのかというと、バレーコードと呼ばれる初心者には難しい指の押さえ方を無くすためです。
ギターを練習しようと思うなら、カポを1つは持っておきましょう。楽器屋さんやアマゾンなどで1,000円程度からあります。
「Stand by me」を弾こう!先ずはコードを押さえてみる
「stand by me」にはGコード、Emコード、Cコード、Dコードしか出てきません。どのコードも比較的押さえやすいものばかりなので、1つずつキレイな音が出るように何度も練習しましょう。
最初、右手はダウンストロークだけでも良いので、左手だけに集中します。
本当に澄んだ音が出るようになると、キレイな和音になるので耳でも覚えます。それが出来るようになると、Gコードから4回ダウンストロークすると次のコードに変えてみましょう。
ストロークが単調なのでまだ曲には聞こえませんが、それでもギターらしくなってきます。
そのまま右手で8ストロークもマスターしましょう。最初に行ったダウンストローク4回、ダウン、ダウン、ダウン、ダウンとしていたものをダウン、ダウンアップ、休んでアップ、ダウンアップと変えるのです。
これがなかなか上手くは出来ません。しかしこの一曲を徹底的に練習していると他の曲も弾けるようになります。